ACES WEBと、Xbox Liveの双方でACE COKMBAT 6のフルトレーラーの公開が始まりました。特に、ACES WEBでのHD版公開は2007/10/18までの期間限定なので早めにゲットだ!
入手先 §
ACES WEBのACE COMBAT 6 トレーラームービーのページまたはXbox Liveのマーケットプレイスから入手できます。マーケットプレイスから入手する場合は「予告編#02」を選びます。(01を選ぶと前回公開のトレーラーになる)
公開ムービーのバリエーション §
実は公開されている4つのフルトレーラーのムービーはいずれも異なるものです。
ACES WEBでは以下の2つが公開されています。
- 1280x720 Windows Media Video 約90MB
- 480x270 Flash Video形式 (ファイルサイズ不明)
Xbox Liveでは以下の2つが公開されています。
HD版はファイルサイズが2倍以上違っています。しかし、ファイルサイズが大きいXbox Live版の方が画質が圧倒的に良いとも言い切れません。
小サイズ版はどちらも"480"に見えますが、ACES WEBの方は横が480、Xbox Live版は縦が480で基準が違います。つまり、縦が270か480かということで、これもまた歴然とサイズが違います。
いずれにしても、HD版の方が優れていることは間違いなく、いずれかの手段でHD版の方を見るべきでしょう。
フルトレーラー・泣けるところ §
やはり「天使とダンスでもしてなよ」の台詞ですね。
これは泣けます。
最初は1人の少女の単なる口癖として。(個人の問題)
2回目は、ラジオから流れ、母親に偶然娘の無事を知らせる演出として。(家族の問題)
3回目は、パイロットが何かの象徴的な意味を込めて語る言葉として。(社会の問題)
つまり、これはもう単なる戦争や軍隊だけのドラマではないことを意味します。たとえば、ACE COMBAT ZEROやXや、遡って04の物足りないところは、戦争の常識、軍隊の論理だけでドラマが構成されてしまっている点にあります。少なくとも、ACE COMBAT 6にはそのような狭苦しさはないことが示唆されたわけです。非常に泣けますね。
しかも、1人の少女の言葉がキーとなるのは良いですね。
フルトレーラー・燃えるところ §
空襲されている滑走路から離陸するラプターのカットも良かったのですが、何回目かの再生で気付いたアイガイオンの空中給油カットの方がもっと燃えます。これはHD解像度で見ないと気付かないかもしれません。
たった1機の巨大な重巡航管制機「アイガイオン」が、6機のKC-10から同時に空中給油を受けているというカットです。解像度が低いと、細い給油管が目立たず、単に飛行機が編隊飛行しているだけ……としか見えないかもしれません。
しかし、実際にはアイガイオンの上に見える5機の小型機は、実は小型機ではなく空中給油機のKC-10(推定)です。
左右対称とすれば、画面のフレーム外にもう1機がいるはずなので、計6機です。
つまり、6機の空中給油機が同時に空中給油を行っているという描写です。
何という巨人機。
あのKC-10が驚くほど小さく、しかも6機同時に給油を行わねばならないという描写は、アイガイオンが持つバケモノじみた凄さを強く実感させてくれます。
そして、KC-10から給油を要するという描写は、このバケモノが現実世界の延長線上の存在感を持つ存在であることを印象づけます。
そう……、それはファンタジー上の無敵モンスターなどではなく、通常の戦闘機によって仕留めうる存在だと言うことが、強く印象づけられました。少なくとも、空中給油機を全て落とせば、空中に留まることができない存在ですね。一度宇宙に上がったら半永久的に飛び続けることができる未来少年コナンのギガントとは違うわけです。
だからこそ、これは仕留めるべきターゲットと見えます。
気持ちが燃えてきますね。
追記・ACES WEBに、空中給油中のアイガイオンの静止画画像が以前から公開されています。念のため。しかし、サムネールだけを見ていると、これが空中給油のシーンだということは、全く気付きませんでした。